4月23日は「子ども読書の日」

スポンサーリンク

子ども読書の日ってなに?

「子ども読書の日」は、「国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高める」ことを目的に、子どもの読書活動の推進に関する法律の10条2項によって定められています。

この法律は、「子どもの読書活動の推進に関し、基本理念を定め、並びに国及び地方公共団体の責務等を明らかにするとともに、子どもの読書活動の推進に関する必要な事項を定めることにより、子どもの読書活動の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって子どもの健やかな成長に資すること」を目的に、2001年に施行されました。

そして同法10条3項で「国及び地方公共団体は、子ども読書の日の趣旨にふさわしい事業を実施するよう努めなければならない」とされ、4月23日には全国の公共図書館でイベントなどが企画されています。

4月23日~5月12日は「こどもの読書週間」

「こどもの読書週間」とは、日本の読書啓発のための取り組みであり、1959年(昭和34年)に始まった国民的なイベントです。正確には「こどもの読書週間」という名称で、日本国内の小学校や図書館、書店などで、一定の期間を設けて、子どもたちに読書の楽しさや大切さを伝える取り組みが行われます。

「こどもの読書週間」は、1959年に日本図書館協会が制定し、翌年の1960年に初めて実施されました。以降、毎年5月の第3週を中心に、全国的に様々なイベントやキャンペーンが展開されています。学校や図書館では、特別な本の展示や読書会、読み聞かせのイベントなどが行われ、書店では特別な割引や特典が設けられることもあります。

「こどもの読書週間」は、子どもたちに読書の素晴らしさを伝えるとともに、読書の習慣を身につけさせることを目的としています。また、親や教育者が子どもたちに読書を促す重要な機会でもあります。子どもの読書週間を通じて、子どもたちの言語能力や創造性の向上を支援し、豊かな読書環境を整えることを目指しています。

全国各地の「子ども読書の日」「こども読書週間」に関するイベント

山梨県立図書館

2022年に出版された児童書の中から、山梨県内の図書館員が選んだおすすめの図書「こどもにすすめたい本2023」を展示しています。

山梨県立図書館ホームページ

子ども国際図書館(国立国会図書館)

トークイベント「本との出会い、読書の楽しみ —森見登美彦さんに聞く—」が開催されました。

国立国会図書館ホームページ

国東市図書館(大分県)

国東市では市内の図書館で、よみきかせや紙芝居のイベントを行います。

国東市ホームページ

恵庭市図書館(北海道)

市内の図書館で、司書が薦める幼児や小・中学生向けの本を並べて展示します。

恵庭市図書館ホームページ

大分市(大分県)

絵本や紙芝居のよみきかせ、劇団による上演などが行われます。

大分市ホームページ

タイトルとURLをコピーしました